古川 昭仁 弁護士

一般の方にとって、法律事務所に来ることは“非日常”の出来事です。そのため、多くの方が緊張しながら、それでも勇気を出していらっしゃっています。

そのなかで私たちがすべきことは、何より「話しやすい状況を作ること」ではないでしょうか。話しやすく身近な存在であること。これはアディーレの理念でもありますが、私自身もそうありたいと思っています。

当たり前のことですが、初対面の相手に、それもデリケートな内容を満足に話せる人などそうそういません。相談者の方が、緊張していらっしゃること、お悩みを抱えていらっしゃること。これらを理解したうえで、一つ一つの相談に真摯に取り組むこと、これが私の弁護士としての在り方です。

依頼者の方の、安心した表情を見たときですね。相談に来られたときは不安そうな表情をされていても、問題が無事に解決すると、本当にいい表情を見せていただけることが少なくありません。

そういう意味では、弁護士という職業は「サービス業」に近い面があるように思います。「弁護士」や「法律事務所」と聞くと、近寄りがたいイメージがありますが、サービス業であれば、少しは身近に感じていただけるのではないでしょうか？「困ったな…。そうだ、とりあえずアディーレに聞いてみるか」といった気軽さで、お声がけいただいて構いません。“いい表情”になってお帰りいただけるよう、全力を尽くします。

債務整理の分野では、日本のほぼすべての金融機関や債権回収会社を相手に交渉可能です。解決実績も豊富なため、それぞれの状況に合った方法をご提案できます。

交通事故の示談交渉や訴訟では、被害者の方の救済に特化しています。患者さんの個性とさまざまな傷病に関するノウハウを蓄積しているため、適切な後遺障害等級の認定申請をし、賠償金の交渉ができます。そのため、被害者の方にとって弁護士は強い味方になるはずです。

B型肝炎給付金訴訟は、一人ではどのように手続すべきかわからないと思います。弁護士に依頼すれば、手続に必要な書類の収集や調査をはじめ、さまざまなサポートを受けられます。

男女トラブルにおける慰謝料請求に関する実績も豊富です。多くの法律事務所で男女トラブルの法的問題を扱いますが、慰謝料問題は、証拠の強弱や感情的な対立が激しい分野なので、ご依頼いただいた時点で弁護士費用以上の経済的利益があるか見通しが立てにくいです。そのため、慰謝料問題では特に、アディーレの「損はさせない」弁護士費用体系がお役に立つのではないかと思います。「費用面で損しないことを保証する」という取組みは、アディーレの大きな特徴であり、ご依頼いただくメリットではないでしょうか。

手続を進めていくなかで、弁護士として、依頼者の方に厳しい内容をお伝えすることがあります。もちろん、「今後よい人生を歩んでいただきたい」と思うからこその指摘なのですが、なかには、「だから弁護士は怖い、依頼しなければよかった」と思われる方もいらっしゃいます。仕方のないことですが、私も一人の人間なので、「言わなければよかったのかな…」と気に病んでしまうこともあるのです。

しかし、ある依頼者の方から、厳しいお話をしたあとに、「しっかりと言ってくれてよかった。本当にありがとう」と言っていただけたことがあったのです。「これからも依頼者の方のために、やるべきことを誠実にやっていこう」と改めて思い直すきっかけとなり、今でも鮮明に覚えています。